sena

Art Director

About us

こんにちは、私はsenaといいます。2002年生まれの私は、これまでの経験を通して「表現」というものに深く興味を持ち続け、今に至ります。私が一番大切にしているのは「アートディレクション」。企画や表現をただ一過性のものにするのではなく、「装舎」の幹、つまりプロジェクトの核となる部分として成長させていくことを重視しています。その中で特に心がけているのが、「普遍性」と「遊び心」のバランスです。何十年たっても価値が色あせないような普遍性を持たせつつ、思わずクスッと笑ったり感動したりするような遊び心を織り交ぜることが、私らしいリーダーシップのスタイルだと思っています。

また、私は直感力を活かしてプロジェクトを進めることが得意です。熟考を重ねた後にアイデアを「寝かせる」と、不思議と日常生活の中で新しいヒントが浮かび上がるんです。そんなひらめきを大切にしながら、日々の一つひとつの企画を楽しみにしています。

Our Mission

今回のプロジェクトは、「経済合理性だけではないデザイン」を生み出したいという思いから始まりました。私はこれまで広告代理店が手掛けるデザインや企画に触れる中で、どこか表面的で操作的だなと感じる場面が多くありました。それがきっかけで、もっと心に響く、本質的な価値を持ったデザインに挑戦してみたいと思ったのです。

私たちが目指しているのは、プロジェクトの着想時に抱いた「期待感」を裏切らないどころか、それを大きく超える成果を出すこと。そのために、感覚的に「楽しい!」「面白い!」と感じられるような接点をデザインしていくことにこだわっています。たとえば、かつて「歩く会」というシンプルなレクリエーションを経験した際、ただ歩くだけなのに運動不足の解消や気分転換にすごく役立つことに驚かされました。その気づきを原点に、簡単だけど奥深い企画を追求しています。

Current Focus​

現時点で特に力を入れたいのが、チーム内の意思疎通と役割分担です。正直に言うと、ここが一番の課題でもあります。私自身、どちらかというと「直感」や「ひらめき」に頼るタイプなので、論理的に指示を出したり、メンバーとスムーズに意思疎通を図ったりすることがまだ課題だと感じています。しかし、プロジェクトを成功させるためには、この部分を早急に改善する必要があります。

また、デザインそのものに取り掛かる前に、しっかりとしたコンセプトの柱を立てたいと考えています。プロジェクトを進めるうえで土台となる部分を明確にすることで、チーム全体が同じゴールを目指して進んでいける環境を作りたいと思っています。

Industry View

このプロジェクトが属しているのは、クリエイティブ業界やデザインの分野です。この業界は現在、多様化が進んでいます。一方で、経済合理性や効率を優先するあまり、表面的なデザインや一時的な流行に左右されがちな傾向も見受けられます。ただし、だからこそ「人の心を動かす本質的なデザイン」にはまだまだ大きな可能性があると感じています。

また、近年ではデジタル技術の進化により、クリエイティブの表現手法も大きく広がっています。ARやVR、AIを活用したプロジェクトなど、従来の枠を超えた新しい取り組みが登場しているのが非常に面白いところです。そんな中で私たちは、デジタルだけに偏らず、アナログの温かみも取り入れた「ハイブリッドなデザイン」を探求していきたいと思っています。

our Role

このプロジェクトが目指すのは、デザインの本質的価値を問い直すような存在になることです。競争というよりも、「協力と共創」に軸を置いているのが特徴です。他のプロジェクトやチームと積極的に連携し、お互いの強みを活かしていくことで、業界全体に新しい風を吹き込むような役割を担いたいと考えています。

たとえば、かつて他のプロジェクトで見た「同じ時間に別々の場所で風船を一斉に打ち上げる」という取り組みには強いインスピレーションを受けました。そんな「共有」の瞬間を生み出すことが、このプロジェクトのポジションであり、目標でもあります。

Team Building

私がプロジェクトを成功に導くために心がけているのは、メンバーそれぞれの強みを引き出しながら全体の調和を保つことです。具体的には、アイデアを出し合う中で「これ面白い!」と思える瞬間を見逃さず、それを形にしていくプロセスを大切にしています。

また、私の直感力やひらめきを活かして、プロジェクトの方向性を柔軟に調整していくことも重要です。「意味に囚われすぎることを避ける」というポリシーを掲げ、時には遊び心や意外性を優先することもあります。最終的には、誰もが「やってよかった」と心から思える形で成果を出せるよう、全力でプロジェクトを牽引していきたいと考えています。

今回のプロジェクトは、デザインの力で人々の心を動かし、新しい価値を創出することを目指しています。まだ課題も多いですが、ひとつひとつをクリアしながら成長していくプロセス自体を楽しみたいと思っています。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

DESIGN / COLUMN

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