装舎が提供する「AI×業務プロセス設計」は、完成品を納品する仕事ではありません。
それは、現場で人とAIが共に動く仕組みを“育てる”プロセスです。
このため、装舎の仕事はクライアントとの協働、そしてSUSTAIN ABLE DESIGNという
オープンな検証コミュニティと切り離して語ることができません。
SUSTAIN ABLE DESIGNでは、導入企業・研究者・実務者が参加し、
「設計したAIが現場でどう作用しているのか」を定量・定性的に検証します。
これにより、装舎が関わる各プロジェクトは常に社会的な信頼性と再現性を持ち続け、
導入企業は“運用と改善を両立できる組織”へと成長していきます。
多くのAI導入支援やDXプロジェクトは「学びの提供」や「導入支援」にとどまります。
しかし、AI×業務プロセス設計は導入後に初めて価値を発揮する仕組みです。
導入の瞬間ではなく、現場の変化に合わせて仕組みを成長させる力が必要になります。
装舎が重視しているのは、AIを「使う人」ではなく「共に動かす仲間」として捉える姿勢。
この姿勢を共有し、実際に現場で動かしながら改善していくために、
SUSTAIN ABLE DESIGNという共創型コミュニティが設立されました。
実際の現場では、AIが判断を補助するシーンや、プロセスが再設計される場面で、
業務データの構造や人の判断基準が複雑に絡み合っています。
そのため、AIの導入は“設計図通りに置く”だけでは機能しません。
装舎では、クライアントと協働しながら、
業務プロセスの見える化
データ連携の整備
AIモデルの検証と再学習
を行い、実際に動く仕組みを共に設計していきます。
このプロセス全体をコミュニティが観察し、ナレッジ化することで、
単一企業の経験が業界全体のベストプラクティスへと昇華していきます。
AIの品質を評価する際、従来は「モデル精度」や「処理速度」が重視されてきました。
しかし実際の業務では、人との協働精度が品質を左右します。
SUSTAIN ABLE DESIGNでは、導入後の現場データを匿名化した上で共有し、
判断の一貫性
エラー率と対応スピード
チーム内のナレッジ循環
といった実運用ベースの品質指標で検証を行います。
これは「現場での信頼性を可視化する新しい品質保証の形」であり、
装舎のクライアントが市場に対して透明性と信頼性を持って成長できる基盤になります。
このコミュニティは、ただの議論の場ではありません。
プロジェクトに関わる全ての参加者が、**実務を通して研究を行う“実証フィールド”**です。
装舎が開発するAI×業務プロセス設計を、参加企業・自治体・団体が実務に導入し、
結果データをコミュニティで共有・検証・改善していくことで、
システムの信頼性
運用現場の安全性
組織全体の再現性
が同時に高まっていきます。
つまり、SUSTAIN ABLE DESIGNは実務を研究に変える共創基盤なのです。
装舎の目指す未来は、「AIによる業務効率化」ではありません。
それは、人と技術が共に学び、共に進化する社会のしくみづくりです。
そのために、SUSTAIN ABLE DESIGNは単なるコミュニティではなく、
**装舎と社会をつなぐ“動的な品質の証明装置”**として機能しています。
企業・行政・個人の誰もが、自らの現場を持ち寄り、
仕組みを共に動かすことで、
「成長し続ける社会のプロセス」を具体的に形にしていく場——
それが装舎の提供する“共に動かすコミュニティ”なのです。