こんにちは、nozomuです。私は装舎のパートナーとして、日々プロジェクトに取り組んでいます。プロジェクトにおいて私が一番大切にしているのは、「経済的コスト、社会的コスト、環境的コストといった現在抱えている多くの課題を、新しい目的と実態のある活動を通して抜本的に解決していくこと」です。
私の強みは「バランス感覚」です。どんなに複雑な状況でも、一歩引いて全体を見渡しながらベストな選択肢を模索することが得意です。また、私の人生を通して学んできたことは、「既存の枠組み」だけでは解決できない課題が山積みであるという現実です。それを目の当たりにした原体験が、私をこのプロジェクトに向かわせました。
リーダーシップのスタイルとしては、参加するすべての人が「自分の未来が良くなっている」と実感できるような環境を作ることを意識しています。そして、私はいつもワクワクしているんです。なぜなら、プロジェクトを進める中で、たくさんの良い仲間に出会えることはこの仕事の醍醐味だからです。
私たちのプロジェクトは、地域や業界に根付いた「実態のある活動」を生み出すことを目指しています。その背景には、課題解決という名目で実体のない活動が繰り返され、それが結果的に地域や業界の価値を低下させている現状があります。この悪循環をどうにか断ち切らなければならない、という使命感が出発点となりました。
私たちが描く理想の未来は、地域や業界に「生きた活動」が息づく世界です。それは、ただの表面的な取り組みではなく、地域の人々や関係者が実感として「未来が良くなる」と感じられるものです。
進行状況としては、既存の仕組みに囚われず、新しい枠組みを模索しながら進めています。もちろん、試行錯誤の連続ですが、理想を実現するために一歩一歩着実に進んでいます。
現段階で特に重要視しているのは、「新しい枠組みへの移行を合理的に進める方法の確立」です。これは、これまでとは異なる方法論を採用しながらも、関係者全員にとって納得のいくプロセスを設計することを意味します。
例えば、金銭的リターンだけではなく、社会的や環境的な価値をもたらすようなインセンティブ設計を考えています。こうした枠組みを作ることで、プロジェクトに参加するすべての人が共感し、積極的に関わってくれるようになります。
また、初期段階から完璧を目指すのではなく、「実現可能な次のステップ」に焦点を当ててスムーズな進行を目指しています。いくら理想が高くても、現実的に達成可能でなければ意味がありません。柔軟さと実行力をもって取り組んでいきたいと思っています。
このプロジェクトが関わる業界は、地域密着型の事業や社会課題解決をテーマにした活動の世界です。しかし、この業界にはいくつかの大きな課題があります。たとえば、現場の声が十分に反映されていない「形だけの取り組み」、短期的な成果ばかりが重視される傾向、そして新しい挑戦を受け入れにくい保守的な体質です。
一方で、この業界には大きな成長の可能性も秘められています。具体的には、地域資源を活用した持続可能なビジネスモデルや、テクノロジーを活用した課題解決の方法などです。これらを組み合わせることで、業界全体が次のステージに進む可能性があると感じています。
私たちのプロジェクトは、この業界の中で「新しい枠組みを創り出す実験室」のような存在です。既存の課題解決手法が限界を迎えている中で、私たちは「次の時代の標準」を模索しています。
競争相手はもちろんいますが、私たちは「競争」ではなく「協働」を目指しています。つまり、業界全体を良くしていくための連携を大切にしているのです。そのため、プロジェクトを進める中で他の団体や企業とも積極的に協力していきたいと考えています。
私が心がけていることは、「関わる人すべてが自分の役割を実感し、成果を共有できる環境を作る」ことです。そのために、具体的には以下のような取り組みを行っています:
1. 全員参加型のプロジェクト設計
プロジェクトに関わるすべての人が、アイデアを出し合い、主体的に参加できる場を作ります。これは「みんなで創る」という感覚を大切にするためです。
2. 柔軟な枠組みづくり
既存のやり方に固執せず、新しい方法を試しながら進めます。たとえば、経済的な成果だけでなく、社会や環境における成果も評価基準に含めます。
3. 長期的な視点
短期的な利益だけを追い求めるのではなく、プロジェクトに関わる全員が「未来に希望を持てる」ような活動を目指しています。
4. 恐怖の緩和
新しい枠組みに移行することに伴う不安や恐怖を、丁寧な説明や支援で緩和していきます。これにより、安心してプロジェクトに関わってもらえる環境を作ります。
私たちはまだ道半ばですが、このプロジェクトを通じて、地域や業界、そして関わるすべての人々が「新しい未来」を築いていけると信じています。今後も全力で取り組んでいきますので、どうぞよろしくお願いいたします!